転職をしようと中途採用の求人を見て行く中で気になるのが、「どんなタイミングに中途採用の求人が多くなるのか?」という点ではないでしょうか?
新卒であれば、多くの会社では4月が入社タイミングとなりますが、中途採用ではこれといった入社タイミングはありませんので、なおさら疑問が湧いてきます。
この記事では、中途採用の求人が増える傾向にあるタイミングについて書いていきます。
中途採用求人が増えるのは7月、9月、12月、3月
中途採用は新卒のように4月に入社といった入社のタイミングはありません。欠員が出た際の補充や業務拡大による増員といったタイミングで募集されます。
どのようなタイミングが多いかと言うと、7月、9月、12月、3月です。7月と12月はボーナスの支給月となる会社が多く、ボーナスをもらってから退職する人の欠員補充として求人が増えます。9月と3月に関しては、年度が4月始まりの会社だと上半期・下半期(年度末)のタイミングとなり、異動や新年度からの人員体制の調整で人の出入りが多くなり、求人が増えます。
求人数としては3月>9月>7月、12月といった順番になります。3月は年度末となり、各社新年度への体制作りを考えて動き出すため、
2月下旬くらいからジワジワと求人が増え始めます。
求人応募をするおすすめのタイミング
求人応募のおすすめのタイミングは、2月下旬から3月中、8月下旬から9月中、7月中、11月下旬から12月上旬です。
年度末もお勧めですが、意外と穴場なのが11月下旬から12月上旬です。理由としては企業としても気持ち的に年を越したくないという思惑があるからです。
12月の仕事納めに向けて、年内に終わらすことのできる仕事に関しては終わらせておきたいのです。11月下旬から12月上旬に応募をすれば何とか年内に書類と面接選考が終えられる形となります。
反対に12月から1月に年をまたぐ形となる選考は避けましょう。年末年始の休みに突入し、仕事始めを迎えるものの、企業としてエンジンが掛かりだすのは成人の日を含めた連休後となります。企業にしろ求職者にしろ時間が空いてしまうと、色々な事を考えてしまい、当初の思いも薄れてしまいます。
企業の動きを考えたタイミングで応募してみると新たな発見があるかもしれません。