転職エージェントに登録をすると、後日にメールなどで面談依頼の連絡が届きます。はじめて転職エージェントと面談をする際、服装や持ち物といった準備、どんな話をするのかという面談の内容、面談が終わった後のお礼など、分からいないことだらけだと思います。
面談前の準備から、面談の内容、面談後のお礼の方法まで、全体の流れについて書いていきます。
面談の準備
いざ、面談の日時が決まったものの、どのような服装が相応しいのか、何を持っていけば良いのか、色々と迷ってしまうと思います。
面談の服装は自由
転職エージェントとの面談は企業との面接ではありませんので、スーツでなければダメといった決まりはありません。
とは言え、他の人がどのような服装で来ているのか気になりますよね?私が転職エージェントをやっていたときは、お仕事中やお仕事後に登録者さまがいらっしゃるためスーツで面談に来られる方が多かったです。
IT系やアパレル系の方の場合はスーツ着用の職場ではないことから、私服で面談に来られていました。
転職エージェントの立場からしても、服装に関しては特に気にしません。着慣れないスーツを着て緊張してしまい、リラックスできないのであれば、いつも通りの服装でリラックスして頂いた上で面談を進められる方が良いです。
持ち物
面談の際の持ち物ですが、こちらも特に指定はありません。
事前の準備として実際に送付する履歴書と職務経歴書の用意があるとその場で添削が出来ます。あとは、筆記用具くらいで大丈夫です。
面談の内容
「転職エージェントとの面談でどのようなことをするのか?」という不安があるかと思われます。ここでは実際の面談の流れについて書いていきます。
場所・時間・回数・挨拶
面談場所の多くは、転職エージェントの会社で行われます。個人情報を元に話が行われるので、面談場所もエージェントと面談者だけで、仕切られた個室や会議室のような所で行われます。
面談者が希望をしない限り、話の内容が個人情報に基づく内容の為、喫茶店などの第三者がいる場所では原則的に面談は行いません。
転職エージェント側から喫茶店などで面談を持ちかけられた場合は、誰が聞いているか分からないため、喫茶店でも個室などがある所で行うように伝えましょう。
面談の所要時間は、60~90分という場合が多いです。短すぎては面談者の希望などをじっくり聞くことができません。反対に時間が長すぎてしまうと、お互いに集中力が続かずダレてしまいます。
面談の回数は、1回というのがほとんどです。1度面談をしたらその後はメールでやり取りする形になります。
挨拶時ですが、働きながら転職活動をしている時は転職エージェントから名刺を渡されても、今自分が働いている会社の名刺を出す必要なありません。なぜなら、あくまで個人として面談に臨んでいるからです。
どんな質問を受けるのか?
転職エージェントとの面談は面談者の
・今までの経歴
・現職について
・転職の希望時期、希望職種について
・3年後、5年後のキャリアプランについて
話が進められます。
企業との面接ではないので、退職理由などは本音を言っても差し支えはありません。「退職理由について、こういう言い方にすれば企業側の心象も悪くない」といったアドバイスももらえます。
一通りの話を聞き終わったら、面談者に合う求人情報を提供してくれます。(ただし面談者全員が、求人情報を提供されるものではありません。
お礼はどうする?
転職エージェントとの面談が終わった後のお礼ですが、メールで本日お時間をいただきありがとうございます。などの感謝の一文を送ることでエージェントもヤリガイを感じます。